日本電産の経営を2トップ体制にするとの記事。
創業者である永守会長が後継者への権限委譲で模索している状況が書かれています。
現社長の吉本氏を招聘してから導入した集団指導体制を「創業以来の最大の間違い」として、新たに社長として招聘した関氏との2トップ体制に改めると。
会議で時間ばかりかかり何も決まらない状況で
業績悪化が止まらないことへの苛立ちが大きかったようです。
目標未達の状況に苦しむ吉本社長に、限界が来ていると伝えて新体制に切り替えることに。
中国勢の台頭に危機感を抱き、戦うためには今の5倍くらいのスピードが必要だとも。
一流と言われるトップの経営感覚、厳しさを
感じさせるものです。