全米オープンテニス女子シングルスで大坂なおみ選手優勝。
対戦相手が女王セレーナ・ウィリアムスだけに値打ちがあります。
対峙するだけで威圧感がありそうですから。
会場の雰囲気もセリーナ一色に近いアウェーの状況で
弱冠20歳の大坂選手が冷静に終始試合を進めていたのには
体力のみならず精神的な成長も大きく感じられました。
勝負の世界ははっきりしています。
強いものが勝ち、弱い者は負けて引き下がる。
基本的に誰が見ても明らかです。
動物の世界では生きていくために体力が重要で、
ピークを過ぎると衰えていくのみという悲しい現実が。
そこで必然的に新旧の交代が起こっています。
人間には発達した知力がありますから、そう簡単ではないでしょうが、
それでも体力が重要な要素であることに変わりないと思います。
心技体のバランスをよく言われますが、根幹は体力であり、
他の要素への影響も大きいです。
自然の摂理には逆らえないということですね。
新しいエネルギーの成長は頼もしくもあり、寂しくもあり
年齢ですかね――(笑)