今週月曜日の朝に起こった地震により
交通機関が全面ストップし多くの足が奪われました。
ちょうど通勤時間帯でもあったため大混乱となり、さらに復旧までの
時間も結構かかり帰宅困難者の状況が話題にもなっていたことで
改めて交通インフラの重要性を感じさせられた一日でした。
他方で、ふと思ったことは、不謹慎かもしれませんが
このようなショックはある程度必要なのかもしれないなあーーとも。
何事においてもそうでしょうが、安定状況に慣れてしまうと
思考停止になってしまうリスク、当り前の怖さがあるように思われます。
時間通りに動く電車、家に帰ればスイッチを入れれば電気が付き、
栓をひねれば水がでる、などなど、当たり前になってしまっている状況があります。
安定は安心に通じるだけに、安心しきっているところに地震のようなショックが来ると
たちまちに大混乱となってしまいます。
組織の問題も同じようなことを感じます。
効率の観点からはまず安定性が求められます。
しかしながら、他方で、現状維持は後退を意味したりします。
流れている水は腐らない、と言いますが、
常に、今の状況を当たり前とせず、リスク感度を高め変化を起こし、
変化に対応する気質が大事だなあ・・・・と。
常に適度のショックを起こす人、刺激を与える人の存在が
組織、社会の活性化には不可欠だと思ったり・・・・・。