『オーナー経営』と聞くと、何か高圧的、独善的といった

ワンマン経営のイメージが強いものです。

 

その反発からか、二代目以降の経営者は

民主的運営を模索するようです。

 

確かに流れとしては自然な感じがしますが

えてしてうまくいかないものです(と感じます)。

 

なぜなのでしょう・・・・???

やはり経験不足からくる部分は否めないでしょう。

 

みんなの意見を聞いたうえで決断するといっても

どちらつかずの結論になりがちのようです。

 

そもそも企業経営の根本は経営者の想いにあります。

経営者の想いを実現していくための組織であって、

皆でうまくやっていくこととは次元が異なります。

 

このあたりの感覚が経営には重要だと思います。

だから、想いがない、不明確な経営者は迷走してしまうことに。

 

社歴のある会社では運営面に力点が置かれることがありますが

会社に勢いがなくなる原因のようです。

 

まずは、経営者の想い、理念、ビジョンがあるからこそ

会社は存在するということを意識していくことが大事だと思います。

 

特に、中小企業はワンマンでないと生き残れませんね。

もちろん、公私混同の会社は論外でしょうけど。