よく耳にするフレーズに、お客様第一、顧客志向、お客様の立場で!等々があります。
商売をされている方にとって、気持ちの上ではそうなんですよね。
でも、現実は・・・・・???
いわゆる粉もんが好きなので月一回程度でお好み屋さんに行きます。
注文は大体決まっていて、焼きそばとお好み焼き(豚玉)です。
問題は、焼きそばの麺なんです。
通常、焼きそばに使われる麺は細麺なんでしょうが、
ここはオーナーのこだわりで太麺なんです。
以前は普通の細麺だったんですが、ある時から変更に!
行くたびに細麺ありますか?と聞くのですが、NO!なんですね。
系列の店舗では一部、細麺に戻しているところや
お客さんの希望で細麺を使っているところもあります。
確かに顧客創造的な発想から、新しいものを提供していくことも大事ですが、
一般的な商売では、お客様の気持ちがまず大事ではないかと。
供給側(オーナー)の気持ちが強すぎて
客の気持ちがつかめていないケースはよくあると思います。
気づかないのは客が文句を言わないからか、
意外に好評なのかわかりませんが・・・
特に、ベンチャービジネスの場合、自社製品(サービス)にほれ込みすぎて
お客さんが見えていないといった状況が。
この製品(サービス)はいいものだから絶対に売れるんだ!!といった思い込み。
商売の基本はマーケットありきで考えないといけないよなあーと
自分に言い聞かせながら太麺の焼きそばを食べていました(笑)。
もちろん、店員にも伝え、アンケートには記載しましたが。