大塚家具の業績が良くないようです。
2016年12月期予想は、売上高538億円で過去15年間で最低。
営業利益は5億円予想から△15億円に!


父娘の経営権争いで話題になりましたが
その影響はまだ残っているようで
特に中堅ベテラン社員層の戸惑いが大きいとか。


経営戦略が失敗ではないかとも。
従来は、会員制の高級路線
新しい路線は、広く一般向け。



広く一般向けマーケットとなると、価格帯は当然安くなり、
競合としてイケア、ニトリなどの会社が頑張っていて
厳しい競争が予想されます。


価格競争で勝負できるのは正に強者の戦略
売上高500億円規模で強者になれるとは考えられません。
やはり、しっかりと弱者の戦法を推し進めないといけないのではないかと。


この点ではやはり、創業者である父親の方針が妥当ではないかと。
マーケットを絞り込んで高価格での勝負。
顧客を絞り込んだ会員制の高級家具路線だからこそ、
ここまで成長できたのではと思います。



売上高500億円規模の会社といえば大したものだと思いますが
マーケットではまだまだ中小企業、弱者です。
弱者の戦法、絞り込みで尖がった商売であることが基本なのでしょう。