最近、詰めの甘さを感じることがあります。
色んな交渉の場面で、もう一歩、突っ込みが足りなかったなぁ・・・・。
なんでだろうかと・・・・
結局、こうしたい!という軸がちゃんと決まっていないからなのでしょうね。
何となく損をしたくない、ちょっとでも得をしたい、といった感じしかないような・・・。
だから、無意識のうちに何か話をキレイに収めようとする意識だけが先行して
バックとした対応で終わってしまっている感じです。
ええカッコしい的な部分があるのかもしれません。
私はあなたのことを慮っていますよ!
だからうまく妥協できますよのメッセージ。
でも実のところは、話の分かる、いい人に見られたい防御本能。
ちょっとは無茶なことをいうかもしれませんが、
決して道理が分らない人間ではないですよと。
ダメですね、甘いです。
良いか悪いか、できるかできないかは相手が判断すればいいのであって、
まずは、軸を決めて、自分の主張、希望を前面に出していかないと。
もちろん喧嘩をするわけではないので表現方法には注意が必要ですし
最終的な落とし所、妥協点を想定しておくことも大事ですが、
最初から遠慮がちな態度、主張では相手のペースとなり悔いが残ります。
交渉術と言えばカッコイイですが、要は、気持ちに正直になって、
言いたいことはちゃんと言うということです。
そのためには、決して譲れないポイントを明確に認識するクールさも大事。
ビジネスでは、優しい人という表現は決してほめ言葉になりません。
トヨタの『乾いた雑巾を絞る』
日本電装の『見積価格からは最低20%カットする』など
タフでなければ生きていけません!
クールさがなければ勝てません!
厳しい人でなければ信用されない!