今日は24節気の『小満』

陽気がよくなって万物が次第に長じて天地に満ち始めるころのこととか。

山々も新緑に包まれていい気候の時で気分も爽やかになります。



先日、ある会社の株主総会に出席してきました。

今回は出席株主数が増えたこともあり、会社側はやはり緊張されていましたね。

株主質問ではちょっと手厳しい内容のものもありましたが基本的に問題なく終わりました。



株主総会というと一部のブラック企業?といわれる会社が話題になり、

大混乱的なイメージもありますが、大概の総会は結構、淡々とした感じでしょう。

一応、警察の方も控えていますがほとんどの場合問題なく終わりますね。



株主総会で感じることはやはり会社の姿勢でしょうか。

普段の商売では、売上獲得がとにかく重要になりますが、

株主総会となるとちょっと趣が異なります。



株主は直接的な顧客でないかもしれないが、潜在的な顧客ではある。

株主は会社の商品を買っているわけではなく、

会社そのものを商品として見ている。



株主総会運営でのパフォーマンスそのものが商品を構成しているともいえます。

会社側が総会屋?等のリスク対応で緊張している一方で、

大方の株主は商品としての会社を評価している場面でもあります。



IPO支援業務の際に、IPOは会社そのものが商品になるので

今後は、その魅力度が重要になりますと話しております。

株主総会を見ていると議長である社長がその点を如何に伝えられるかは大きいです。



シャンシャン総会とかいって

形式的に議事進行を行い、ハイ終わり!ではもったいないです。

その意味でも、社長のプレゼンスは大きいですね。



結果責任が全てである社長は

きちんと結果報告をし、今後のビジョンもしっかり発信していく。

社長の人間力が試される舞台のような気がします。