平成24年9月24日(月) くもり



経営は結局、PDCAをしっかり回していけるかどうかなんですね。

P(プラン)⇒D(ドゥ)⇒C(シー・チェック)⇒A(アクション)

このことは誰もが知っていることでしょう。



『うちの会社はP⇒Dばかりで、C⇒Aができないのが問題なんです。』

といったことがよく聞かれます。

確かに、D(ドゥ)=実行力の重要性は必須でしょうけど・・・・



私も、C⇒Aのモニタリングプロセスが大事だと考えていました。

でも、最近思うことは、どうやらP(プラン)に問題があるようだと。

つまり、計画のようだけど、実は計画になっていないケースが多いんです。



計画は、『誰が』、『何を』、『何時までに』、『どうやって』実行するかが

明確になっていないとダメですね。

ところが、『何時までに』『どうやって』の部分が不十分なケースが多いようです。



ここが詰め切れていないままスタートした結果

毎月の進捗状況では、目標との差異が始めから生じていて

目標未達の報告が毎月続き・・・・・やぱりダメだったと(笑)。



始めから勝てる(達成できる)イメージができていないんですね。

目標が単なる数値目標(最悪は前期比〇%アップといったものだけ)で

行動指標にまで落とし込まれていないことが原因です。



このあたりは結構、頭のトレーニング力にかかってきます。

いまある課題からスタートして改善に着手するのが現実的でしょう。

そのためには、まず、『事実をしっかりつかむ』ことが不可欠です。



そして、その事実を『どう理解するか』について考え抜くこと。

あとは、スピード感で対応する。

動けるような、成果に繋がるような、P(計画)に落とし込むということです。