か平成24年8月28日(火) 晴れ



弱小の企業にとって差別化は重要な戦略となります。

士(サムライ)業の世界でも弁護士、税理士、会計士等の

開業事務所経営が難しくなってきているようです。



特に税理士業界では、需要サイドである企業数が減ってきているところに、

供給サイドは毎年、試験合格者、会計士、国税OBと確実にあって

合わせて7万人もの人が活動をしている激戦場となっています。



各事務所はそれぞれの特色を出すべく苦労しているところですが、

『ついにでてきたか』と、変に納得できる税理士事務所(法人)があります。

ズバリ!国税OBが集る税理士法人で、税務調査の予行演習がウリ。



税金問題に不安を抱える企業は多いです。

税務調査で指摘を受けると追徴課税が発生し辛いもの。

そのあたりの心理をうまく取り込んで差別化を図ったものです。



背景には国税OBへの顧客紹介がなくなったこともあるかもし得ませんが・・・

国税OBだから税務調査に詳しいのは当然でしょうし、

その筋との交流もあるでしょう(それも大きなウリのはず)。



そのあたりに期待する企業も確かに多いと思いますね。

確かに、経験を活かした税務のスペシャリストなんでしょうが・・・・

何かイヤラシイ感じがするのは私だけでしょうか(笑い)。




いずれにしても、ビジネスでは差別化が重要であるということです。