平成24年5月30日(水) 晴れ




日経新聞『大機小機』の「3つの視点で本流をつかむ」は納得です。

ものの見方についてよく言われることについてのコメントで、

『本質的』、『中長期的』、『多面的』に捉え、考える事が大事だと。



私どもの仕事でもそうですが、どうしても問題を近視眼的にとらえてしまい

対症的な行動をとりがちで、『そもそもの問題の本質は何か!?』ということを

見過ごしてしまうことが多いです。



また、はじめの思い込みが災いしてか、問題の一側面しか見ずに動いてしまうなど、

一歩ひいて全体的、多面的に考える余裕をなくしていることもあります。

「何が問題なのか?」ということが一番大事問題なんですが・・・。



中長期的な視点についても同じでしょうが、こちらはさらに難しいかもしれません。

将来のことを考えないといけないとは思いつつ・・・・・、

どうしても「今」のことに影響されてしまいます。



よくドラマで取り上げられる相続問題などはその典型でしょうね。

セミナーのテーマとしても『事業承継』は耳障りがいいので好材料ですが、

日々の経営に追われ、実際の取組みをされている方はどれほどか????



本質的、中長期的、多面的といったことは、『戦略的思考』といわれるものです。

こちらも耳障りのいい言葉で広く好まれるものです。

言うは易し行うは難し!でしょうが、常に意識しておくことが大事なんですね。