平成24年5月1日(火) くもり
一つの事象に対して感じ方は人それぞれでしょう。
大きくは自分自身の経験・体験の度合いが影響すると思います。
この点、オーナー経営者の方の感度は非常に鋭いですね。
時節柄、新人研修が行なわれているころと思いますが、
今朝のテレビでも接遇トレーナーとして有名な平林都さんによる
新人研修の様子が紹介されていました。
ある経営者の方も何気なく朝のテレビを見たそうで、
自分の会社の社員に対する教育が足りてないことに愕然とした、
と仰っていました。
当たり前のことをちゃんと行なう、させることに対しての執着心が
段々と弱ってしまっていた自分に気がつかされた。
仕事とはいえ、他人の会社の人間にあそこまで言えるとは・・・と。
また、別の件では、環境の変化に直面した会社がとるべき姿勢について、
自社が生き残るためには、断じて甘え心を起してはならぬと、
激しく厳しい感情の胸のうちを話しておられました。
一つの事象に接しても、軽く納得して過ごしてしまうだけの人と
心に大きく響いてエネルギーに変える人とでは雲泥の差があるでしょう。
オーナー経営者の方の感度の鋭さ、また迫力というか底力の違いを感じました。