平成24年3月13日(火) 晴れ




団塊の世代がリタイアしていくことで多くの技術系企業は

匠の技(すなわち付加価値)が消えてしまう危機感をもちました。

いかにして次の世代に技術を伝えていくかは大きな課題です。



営業系の場合でも同様なことがあるでしょう。

顧客に訴える企画力、発想力なんかも個人差が大きいようです。

単なる経験だけの差ではなく、問題意識の差なんでしょうね。



この問題意識ってのも曲者です。

『問題意識を持って仕事をしろ!』と言ったところで、

言われた当人はどうすればいいのか???



となると、資質の問題か???

確かにプロのスポーツ選手などでもトップレベルとなると

努力だけでは説明できない差があるように感じますし・・・・。



しかし、一般的なビジネスの世界で考えるなら

発展して社歴を重ねる企業にいる人間が皆、特別な人間かというと・・・

そんなことはないでしょう。



そこは、結局、会社の風土としての教育環境が大きいんでしょう。

確実に人を育てていくという空気が充満しているんではないかと。

それにはトップの信念が重要になります。



今日の『私の履歴書』にもありましたが、『長の一念で決まる』と。

ノウハウの伝承は簡単にはいかないでしょう。

まずは、『凡事徹底』が大事かと。



でもパワーが要ることですよ。

しかし、これも『一念』が勝負どころ。

でないと、確実に次が無い!ってことでしょうから。