平成24年2月22日(水) くもり
日経産業新聞に連載されている
キャノン電子酒巻社長による『体験的リーダー論』が面白いです。
今日は『メールに依存しない』がテーマでした。
確かに、メールが普及した結果
何でもかんでもメールで済ませてしまう傾向があって問題です。
得意先等からの訃報までも不在の上司にメールだけで済ませてしまい大失態ということも。
メールの効用は大きいですが
依存しすぎると人間関係の機微が分からなくなります。
実際、字が書けない人がいたりもしますから・・・(笑い)。
この世の中、人と人との関係で成り立っている以上
まず優先すべきは面と向かって話をすることでしょう。
相手の顔の表情や声のトーン、しぐさなど言葉以外の情報が大切です。
面談が難しい場合は、直接声が聞ける電話が有効で、
最後の手段がメールではないかとの考え方です。
単純な連絡事項は別ですが、メールに頼ると人間関係の構築力が弱くなってしまう。
人と会い、面談を重ねることで人間関係力は鍛えられる、と。
納得!ですね。