平成24年2月7日(火) くもり
古い体質の経営や営業を表すときによく言われることが
経験と勘と度胸(いわゆるKKD)です。
極めて属人的で情緒的なものなので理解が難しいものです。
しかし、経営者など(特に中小企業)の意思決定は
結構こんなものかもしれません。
ロジカルな部分は意外と少ないような・・・・(笑い)。
上場会社のような組織のトップがこんな状況では
困ります(いやリスクが大きすぎます)が、
それでも究極の局面ではKKDによっていることも・・・・。
経営者の方の話をお聞きしていると感じるんですが、
ビジネスリスクに対する勘が鋭いですね。
経験から培われたのでしょうが重要な資質だと思います。
また、リスク評価をしっかりしたとしても最後の決断には度胸もいるでしょう。
何しろ責任が大きいでしょうから。
その意味では鈍感さも大事かもしれません。
人間の潜在能力はきわめて大きいといわれます。
勘が働くためにはそれだけの経験が必要ですし、
意思決定にはそれなりの度胸も必要でしょう。
ロジカルな思考に基づく経験の積み重ねがあると
勘の冴え具合のさらにスゴイのでしょう。
恐るべしKKD、経験と勘と度胸!