平成23年10月17日(月)晴れ




以前、ユニクロの柳井氏とマクドナルドの原田氏の対談を取り上げましたが、

そのなかで、経営の課題は『グローバル競争』だと言われていました。

確かにグローバルな視点をもつことは重要なんでしょうが・・・



海外を舞台とするビジネスで分かりやすいのがファッションですね。

ファッションといえばパリ、『パリコレクション』での評価が世界の評価

昨日の情熱大陸では、三宅一生氏(73歳)&宮前義之氏(35歳)が登場していました。


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ファッション界で有名な三宅一生氏は、一枚の布を使って、

身体と布の『間』や『ゆとり』の美しさを表現するのが特徴で、

一枚の布へのこだわりから、体型を選ばない服、斬新さが高く評価されているのだとか。



老舗ブランドの4代目デザイナーとなった宮前氏が初めて臨む

パリコレクションの様子を追いかけていました。

たった15分のショーのために海外の最高のメイクアップアーティストを揃え

自分のイメージへの妥協を許さないところはプロでしたね。


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『発信していく』ことがグローバル競争のまず基本なんでしょう。

発信できなくなるということは、すなわち衰退するということに。

商品開発力ですね。



『世に中の動きに関心をもち、

時代が何を求めているかをキャッチする。

デザインのためのデザインでは意味がない。』



『ファッションだけが独立しているわけではない。

社会との関係を考え、キレイねえだけで終らない、

着てみたい、長く着て欲しいと思って欲しい。』



若き4代目デザイナーに語る三宅一生氏の言葉は

ファッションだけに限らないメッセージだと思いました。

やはり極めた人の言葉には含蓄があります。