平成23年8月19日(金) 晴れ
今日から3日間、公認会計士の論文式による試験が行われます。
論文式試験は短答式試験に合格した者につき行われる試験で
会計学、監査論、企業法、租税法、選択一科目の5科目ついて行われます。
平成2007年以来、公認会計士の総数を5万人程度にすることを目指して
合格者数を増やしてきた結果、監査業界では試験合格者の供給過多状況となり、
リーマンショックによる経済環境の悪化もあって人あまりが続いています。
最近では、大手監査法人が希望退職者を募る状況であり、
試験に合格しても監査法人に就職できない待機合格者問題もあって
社会問題化してきています。
このような状況で気になるのが今回の試験合格者数です。
2006年以降の大量合格(特に2007年及び2008年は3,000人以上)
の時代は終ったでしょうから、半分ぐらいになるのでは・・・・・???
夢を持ってチャレンジしている受験生の方々にとっては
厳しい環境になっているのかもしれませんが
しっかり勉強しておれば結果はついてくると思います。
このあたりはビジネスでも同じでしょうね。
ちゃんと動いていれば、売上(利益)は後からついてくるもの。
運もあるでしょうが、博打ではないので日々の精進に尽きるということに。