平成23年8月11日(木) 晴れ
会社によっては何でこんな事業をしてるんだろ?と思うことがあります。
本業とは違う内容なので違和感があったりしますが、
その事業の経緯を聞いてみると、なるほど!と感心します。
事業戦略で取り上げられるパターンは、以下の4つがあります。
1、既存事業(商品)―既存市場(顧客)
2、既存事業(商品)―新規市場(顧客)
3、新規事業(商品)―既存市場(顧客)
4、新規事業(商品)―新規市場(顧客)
新規開拓といわれるのは、2、3、4ですが、
目が行きがちなのは、3と4の新規事業(商品)の立ち上げで、
何か目新しい商品を求めることになるものの、なかなか成果が出にくいようです。
ところが、先ほどの話のように、何でこんな事業(商品)?
と思うのは、結構、実績が上がっているものです。
要は、本業での既存市場(顧客)の深耕なんです。
本業での顧客との取引関係をしっかりと理解し分析すると
もっとこんなことが出来るんでは?、あんなことも出来るんでは?と
新しい取組み方(サービス)が自然と見えてくるようです。
結果として、新しい事業(商品)が出来上がることになるんです。
まず新商品ありきでなく、まず既存顧客ありきなんです。
顧客へのコミットと柔軟な発想がポイントではないかと思います。