平成23年8月3日(水) 晴れ



ISOの信頼性向上を目指す、との記事が出ていました。

ISOを取得している企業は多いと思います。

商取引の条件になっていたりしますからなおさらです。


加藤 弘之のブログ-2011080321170000.jpg


一方で、ISOを継続する負担感をぼやく企業も多いですね。

なんだか、J-SOXと似ているような・・・・・。

本来は、マネジメントの品質向上を目指す取組みなので有益な制度なんですが。



私どもは、『経営の磨き・承継』をテーマとする会計コンサルなので

内部統制の整備は、きわめて重要な業務になります。

そこで、以前からISOをうまく活用できないものかと思っていました。



ISO取得企業であることで、マネジメントの信頼性が評価されるのであれば

企業にとっても力が入るところでしょうが・・・・???

実態は、その場しのぎの対応になってしまっているところが多いようで。



ISOの信頼性向上策として、顧客からの苦情対応や

内部監査の状況などの情報公開を求めるようです。

マネジメントシステムの有効性評価の結果公表ということでしょうか。



このあたりになってくると正に内部統制(J-SOX)です。

経営の磨き・承継には内部統制の整備が不可欠だと考えますが、

今後は『ISO』をアピールすることで企業のブランディングにも有効ではないかと。



ちょっと面白い動きかもしれません。

(但し、上手く活用したらの話ですが・・・)