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平成23年7月9日(土)


スペースシャトル30年の歴史にピリオド。
今回で最後となるスペースシャトルの発射映像がライブで見れました。

日本時間の午前0時29分にアトランティスの打ち上げが成功。



朝刊の一面にもキレイな打ち上げ時の写真が掲載されていました。

やっぱり発射の映像には気分が高揚しますね。

オバマ政権では、新たに火星などへの有人飛行を目指すことに。


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1981年から続いたシャトル計画の終了は打ち上げコスト増が原因のようです。

当初の計画では、年50回で1回当たりコストは50億円弱、

実際は、最多で年9回、近年は3~5回でコストは1000億円前後だったとか。



過去2回にわたる大事故がきっかけで点検費用がかさんだのが原因のようです。

今後、宇宙ステーションへの飛行は民間企業が行うことになるそうですが、

安全コスト増から運営を民間企業へ移行することになったとなると課題は多そうです。



日本での原発事故に起因する電力対策に通じるものがありそうです。

科学の発展が人類に貢献することは明らかですが、

生命の安全を如何に確保していくかの視点を外すことはできません。