平成23年7月2日(土) くもり
今年も下半期に入りました。
月初が土日ということもあり、ちょっとゆっくりモードです。
朝から昨日1日付で発表された次の指標を改めて確認しています。
1、2011年分の路線価
2、企業短期経済観測調査
3、完全失業率
路線価が発表されました。
2011年1月~12月の間に相続等で土地を取得した場合に税額計算の
もととなる価格となりますが、全国的に下落しており3年連続になるとか。
公示地価の8割を目安に算出されているので
実勢価格にも影響しています。
ここにきて下落幅は縮小しているようなので、投資のタイミングかもしれませんが・・・。
投資環境か?というと日銀の6月短観でもその傾向が出ているようです。
企業の景況感を『良い』と答えた企業の割合から『悪い』と答えた割合を差し引いて
求めた指標で、現況では確かにマイナスとなっていますが先行きはプラスに。
大企業を中心として震災からの建て直しを急ぐ必要が大きいことからでしょう。
実際、企業は供給網の復旧は急ピッチに進めているようで
夏から秋にかけての生産が震災前の水準に回復すると判断しているようです。
このあたりは、失業率にも表れているようです。
5月の完全失業率は3カ月ぶりに改善していると。
また、雇用の新規求人数も2カ月連続で増加していて雇用情勢にも明るさが見えてきたと。
震災から原発事故、電力制限、なかなか進まない復旧・復興作業。
被災者の方々にとっては2次被害ともいえる健康問題。
なかなか明るい話題のない状況が続いています。
ピンチはチャンスともいいます。
ピンチをチャンスに変えていく気概が求められているようです。
被災していない我々こそしっかりと活動していかないといけないと思います。