平成23年1月28日(金) 晴れ
何とも情けない記事が・・・。
『ダブルA』から『ダブルAマイナス』に一段階引き下げられたようです。
財政不安のスペインより下の中国、台湾サウジアラビアと同じ水準。
日本の国債は国内での消化が95%ほどといいますから、
すぐさま財政不安になることはないでしょうが、
財政健全化改革の実現性が疑問視されている結果でしょう。
トヨタ自動車やキャノンといった企業の債権格付けのほうが国債より高いとは・・・。
確かに、日本の政府債務残高は以上に高いですね。
名目国内総生産(GDP)の204%だといいますから。

とは言っても、このあたりの認識は一般企業における経営者と社員の意識の違いに似ています。
一般社員にとって、会社の貸借対照表に対する意識が薄いのと同じだと思いますね。
国民にとって日本国の債務が異常に高いといわれてもピンときませんから。
一般企業の社員が資金繰りを自分の給料を基準にしか理解できないのと同じでしょうね
企業における経営者と同様、政治家の説明責任に問題があるのでしょう。
国の未来図をしっかり描いて、説明していかないといけないのでしょう。
だからこそ、トップがどれだけ信頼されているかによるのですが・・・・。