平成23年1月21日(金) 晴れ
中国が2010年の名目国内総生産(GDP)で世界第2位になったようです。
さらに、実質的にはアメリカをも抜いて第1位ではないかとの見方も出ているようです。
人民元相場が安く抑えられているためで、中国経済の実力は見かけよりも強いと。
やはり圧倒的な数の力の脅威です。
何といっても人口13億人+α(笑い)ですから。
尖閣諸島での問題で嫌な記憶が新しいだけに今後の不安感が高まります。

しかしながら、改めて考えると日常生活で中国(人)と接する機会はほとんど無いですね。
確かに中国人旅行者は増えているようなので、街中で見かける機会は多いのですが、
欧米人に対する感覚とちょっと違うのではないかと。
この感覚の違いは何なんでしょう(私だけなのかもしれませんが・・・)。
欧米(人)については、英会話学校の数から明らかなように
こちらから能動的に関わっていかないといけないという意識が働いているのではないかと。
中国(人)に対する感覚は、まだその段階になっていないような気がします。
だからといって、欧米(人)としっかりと向き合って付き合っている人も少ないでしょうけど(笑い)。
最近、中国に関する色々なトラブルが目に付いてきますから、なおさら避けているとも言えそうです。
しかしながら、GDP第2位という中国の成長力は中国人の意気をより一層高めることになり、
中国人の行動範囲を間違いなく活発に広げることになるでしょう。
もはや中国(人)との関わりを抜きにしては(ビジネスを)語れなくなると思われます。
グローバル化への対応を今年の課題に挙げている企業は多いです。
日本には日常生活においても『向こう3軒両隣』とのお付き合いを大切にしてきた文化があります。
隣人の中国(人)との付き合いを真剣に考え、取り組む年になりそうです。