平成22年10月27日(水) くもり後晴れbut寒い
監査という仕事はどれぐらい理解されているのだろうか?
かつて銀行の破綻や上場企業の倒産時に監査法人が話題になって、
ちょっとは認知されてきたのでは、と思ったりしましたが・・・
実際、一般的にはまだまだ理解されてないですね。
単なる事後的な(アラ探し的な)チェック業務としか思っていなようです。
たとえば領収書の確認作業みたいな。
会計人であるはずの税理士ですら、
証明業務である監査の手続きが理解できていない人が多いですね。
むしろ誤解してる人が結構いるので困ります。
監査手続の実施は企業にとっても非常に有益な効果が期待されると思っています。
それdけに、もっと啓蒙活動が必要だと感じています。
特に中堅会社の経営者の方々には、もっと監査を活用していただけたらと思いますね。
他方で、監査に対する理解はある方でも期待ギャップには要注意です。
監査は万能ではないですから、過大な期待は禁物です。
その意味でも情報発信が重要となります。
事業仕分けがパフォーマンス的にも話題になっていますが、
いずれも、誰のための、何を目的とした手続なのか、
ということをしっかりと理解したうえで活用していかないと効果は望めないでしょう。。