平成22年5月30日(日) 晴れ
ちょっとした誤解から、怒りへ、そして後悔・・・。
よくあることではないでしょうか。
実は、プライベートで瞬間的に起こってしまいました(トホホ)。
落ち着いたところで、怒りについて考えてみました。
すると、怒りは大変に人を苦しめる心の作用である。
そのため、仏教では三毒(さんどく)の1つに数えているとありました。
三毒とは、仏教において克服すべき三つの煩悩で、
貪りの心、怒りの心、真理に対する無知の心、
をさしており、煩悩を毒に例えたものです。
怒りは誰にでも備わっている感情であって、存在する価値と理由があるはず。
全ての生き物は、自分を守る本能から怒る。
だから、笑いと同じように生きるためには必要な感情である。
だから、怒りと上手に付き合っていくためには
怒りを憎悪に成長させないことが大切である。
また、怒りの裏には痛みがあることに注意すべきです。
そこで、怒りに対処する方法です。
とにかく、冷静になること(分かってます、これができれば苦労しませんよね)。
たまに瞬間湯沸かし器みたいな人がいるぐらいですから・・・・(だから毒なんでしょう)。
冷静になるためには時間が必要になるので、
深呼吸や場所を変えたり、などを行う。
そして、状況の分析をする・・・・本当に相手が悪いのかどうか。
最後に、怒りを相手に伝えるときは、
「お前は・・・」でなく、「私は・・・」で表現する。
「私はこのような理由から、こんな不愉快な思いをして怒っています」と。
なんと、素敵なことでしょう。
さすが仏教で取り扱ってるだけあって奥が深いです。
しかし、『怒』は禁物と思え、とも言われますから、うまく付き合っていきたいですね。