平成22年3月24日(水) 雨



第一生命保険が相互会社から株式会社化するのに伴い、東京証券取引所第1部へ

上場する株式の売り出し価格が1株14万円とする発表がありました(23日)。

発行株式数は1,000万株で、時価総額は1兆4,000億円(こども手当て分です(笑い))



NTTドコモが1998年に上場したときの時価総額が7兆4,000億円だったようなので、

約5分の1の規模ですが大型上場に違いありません。

株主数も150万人となる見込みで国内最多となる模様とか。



縮み傾向が続く最近の状況に、ストップをかける起爆剤になればいいのですが。

株式市況の低迷やディスクロージャー制度への対応コストの増大からIPO企業は激減しています。

IPOに対するイメージがマイナス面しかない状況は考えものですね。



確かに安易なIPOは許されるものではありませんが、

IPOへの夢がもてないのはもっと困った状況です。

IPOを成長戦略の選択肢の一つとして魅力あるものと位置づけたいものです。



今回のような大型上場だけでなく、優良な中堅企業がドンドンと

IPOに名乗を上げてくるようになれば活気がでてくるのでしょうが・・・

まあ、「卵が先か、ニワトリが先か」の議論ですかね。



知恵と勇気が求められているということでしょう。

それには何よりもポジティブな心が大事ですね。

ポジティブ、ポジティブでいきましょう。