平成21年11月29日(日) くもり
今日からNHKドラマ『坂の上の雲』がスタート
「主人公の一人秋山好古 晩年の物語」を朝にやってました。
要請を受けて、陸軍大将から郷里松山で中学校校長になったとのこと。

校長としての仕事ぶりは実直そのものだったようで
自身の軍人としての功績については一切公言せず
毎朝、全生徒の登校を門で迎えていたことか。
学生にしっかりと勉強してもらうためにと環境整備に尽力し、
国からの軍事演習の要請も元軍人でありながら
「学生は軍人でない」として最低限しか行わなかったとか。
学生には将来の視野を広く持つようにと
当時としては異例の朝鮮への修学旅行を行った。
学生のコメントとして、貴重な経験であったことが残されていました。
日露戦争後の日本人の感覚がおかしくなっていることを憂い
将来の日本を支える人を育てることを自らの使命としていたようです。
ドラマで阿部寛が演じている秋山好古が楽しみです。