9時10分から公衆衛生学の試験です。眠い体にムチ打って夜を明かしました。扱いようのない程、暗い、夢のない現実に気がついてしまいました。自分のモチベーションが枯れ葉のように吹っ飛んでしまうような思いをようやく整理して書くことにしました。病んでいるので多少は大目に見て下さい。

 22歳でようやく医者への道を歩み始め、今年で3年、あと3年で医者と呼ばれる予定です。

 最近去来するものは「早く医師になりたい」という思い。なぜかというと25歳にもなって収入がゼロだからです。

 いっさいの贅沢はできません。勉強しても給料が出ないので、自分へのご褒美はゆっくり寝るぐらいです。医師になったら働いただけ給料が出るから早くなりたいのです。仕事でありボランティアではない以上「対価」をもらって当然です。最近の僕のモチベーションを支えていたのは、間違いなく「労働に見合う対価」が将来もらえるという事実でした。あまりに眠くてしんどかったので、将来に沢山先送りしている自分へのご褒美がいつになったらもらえるのか簡単に計算してみたのです。


 30です。


いまやっていることが正当に「労働の対価」として得られるのは30までは無理でした。学生生活の6年間、高い医学書を自費で買わせ、その後2年間吉野家より安い研修医生活、医師になれば診療報酬の削減により91%にされたばかりの医師の年収をさらに削る予定。

 もういい加減にしてくれ、と思いました。


一人前になって、両親や祖母、お世話になった人に恩返しができるようになる頃に、みんな元気でいてくれるか心配です。




結局どうしようもないです。白髪がはえるまでは負担ばかり、苦しいばかり、サムい思いばかりの人生でしょう。だからこそ僕は自分の選んだ道に対してせめて誇り高く生きていきたいと思います。