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GREAT WASTED

ロック野郎なネットワークエンジニアが、何故かフィリピンで恋に落ち、もの凄い勢いで結婚し、その後半年にわたるフィリピン暮らしを経て、今再び嫁を引き連れて日本の土を踏みしめながら、働いちゃったり遊んじゃったり。の巻。


あけましておめでとうございます。



年末は忙しすぎて途中から逃避願望丸出しになって、

逆に何にもしなかった気がしなくもないですが、

ま、なんとか年越せてよかった。



というわけで、ことしもよろしくおねがいします。


キアヌ・リーブスってらくちんだよなぁーー。

だって、いっつもキアヌ・リーブス役しか演じて無いじゃん。



ジョニーデップとかムカついてんだろうな。

まー、いっか。

鉄コン筋クリートを見た。漫画も含めて初めて見た。

前から気になっていたんだけど、評判が良すぎると「ケッ」ってなっちゃう性格なもんで。



で、同じように「ケッ」ってなってる人がいたら、断然見た方が良いと思う。



松本大洋という言葉が象徴する勘違い的な空気感が苦手で

あえてちょっと距離を置いていたんだけど。



スゲーなこれー、心をえぐるよ。

絵的な素晴らしさも、ストーリーも、世界観も、心理描写も。

絶賛の嵐。



でも、US公開のタイトルが「Black&White」でR指定って、ありえなくない?

完全に潰しに来てるよな。






嫁が借りたマリーアントワネットのDVDをかけたら

いきなり AfexTwin がかかってびっくりした。



AfexTwin って、それなりのシチュエーションでしか聴かないから、

無防備な時に聴くと、改めて凄みがあるな。

繊細さの奥から覗く狂気がみたいなのが刺さるね。



この映画の凄いところは、オープニングからの10分ぐらいで

前述のAFXも含め、完全復古なレトロ映像にイケてる音がザクザク絡んでくるところ。



ストーリーとしては、血が出ない所だけを切り取ったかんじ。

タルい内容ですよ。



この映画の背景でおきていた飢饉やインフレ、

楽しそうに描かれている放蕩・浪費のツケとして

その後の革命・虐殺・粛清で何万人も犠牲になったのを考えると、

あまりにも呑気でヌルい、マリーアントワネットの心の葛藤が描かれてます。



そのヌルさがぶっ飛んでると感じられれば面白いけど、

どうせなら一切感傷的にならずに、

ぶっ飛んでるままにして欲しかったかな。






書き忘れたんだけど、日本もせっかく1000億ドルも出すんなら、人間も大量に送り込んだ方がいいよね。

金だけ渡しても感謝されないどころか逆恨みされて終わるのは歴史が証明しているわけだし。

日本がIMFという現代の東インド会社の意思決定に携われれば、東アジア地域の安定にも繋がると思う。

日本の顔がチラついた時点で踏み倒そうとするだろうから、表舞台には絶対立たない方がいいけど。





IMFは凄い。

国家を対象にした国際的な高利貸し。しかも合法。合法になるようにルールつくっちゃう。

IMFから融資を受けたら、国家規模で "絶対に" 完済しなければならない。

というより、憲法や法律を修正させて、返済できると確信ができた金額だけ貸し付けていくらしい。

IMFから融資を受けるということは、イコール、国家規模の破産であり、同時に西欧資本の植民地になるということ。

金を回収した後の事なんか全く考えていないから、そう言う意味では植民地経営よりたちが悪い。



1997年のアジア通貨危機の時、IMFのお世話になった韓国は、その返済に当てるために、65億ドルという巨額の借金を、アジア開発銀行 (その実質は日本) から借りて、そのまま踏み倒した。

今回も韓国は、それに味をしめて日本に泣きついて来たらしいが、IMFに10兆円融資するから、そっち経由で借りてね、という話。

そりゃそうだ。返してくれない前例がある以上、取り立て屋経由で貸すしかないわな。

しかも、IMFに貸し付ける10兆円は外貨準備資金として蓄えているドルだと言う。つまり、この円高のご時世では、しばらく円に替えられない死に金ということ。

LBPはもう終わりだと思ってたけど、これは近年稀に見るまともな政治判断ですね。





最近、パチンコのCMが多くてうざいというか、肌感覚で倫理的に受け入れられないというか、あのおもしろポップなアプローチには結構イラッとくるよな。

そもそも、競馬や競輪と違って、建前としての競技としての側面もないわけだし、換金行為そのものが永遠のグレーゾーンなわけで、いくらその存在が公然の事実とは言え、色んな縛りのキツいはずの公共電波で、真っ昼間から放映が許されているのっておかしいと思ってるのはオレだけじゃないはず、で、当然、その裏に政治的な力を感じるわけ。

で、その黒幕を解明するのも、知的好奇心を満たす上では面白いんだけど、本当の問題はそこではなくて、

何の生産性もない賭博行為を促進することへの、倫理的疑問を感じる心がうやむやになってしまう事こそが問題だと思うんだよね。

パチンコという産業は、戦後のパラダイムシフトの中での庶民の息抜きであり、また、経営側にとっては、基盤を持たないものが生き残り這い上がっていくための希有な手段だったという、その存在自体を否定する気なんかさらさらないんだけど、

その賭博行為に何の生産性も無い以上、そこに倫理的な疑問が生じないといけないと思うんですよ。

リバタリアン的な目線では、その倫理的な疑問があった上で、やるかやらないかを選択するのは、個人の自由だと思うんですけど。

CMつくってる側は、その倫理的疑問をうやむやにすることこそ目的で、おもしろ楽しいキャッチーなお祭り映像をつくってるんだろうから、単にいい仕事をしているだけなんだろうけどさ。


911から始まった狂想曲、湾岸・イラク戦争に代表されるネオコン的過介入主義は、結局、壮大な自己満足に過ぎず、既に手詰まり状態を通り越して、サブプライムにより世界を巻き込んで盛大に破綻しましたよね。

そのことに対する反省として、次の時代が幕開けるのは明らかなわけで、大統領選はその流れを再確認するためのイベントでしかない。

ネオコンは殆ど全ての論戦で勝ってきた。つまり、論理的な理詰めの議論では、言い負かせることのできる相手がいないのだ。それは、理論そのものは間違っていないかもしれないが、それに基づいた行為が間違っていたということに他ならない。

結論として、そういう明文化されていないグレーゾーンに対して倫理的疑問を感じる心こそが、これからの時代の社会基盤の一要素としてより必要とされていくのに対し、その倫理感を形成途上の未成熟な世代が見る時間帯や番組帯に垂れ流すのは、あまりにも配慮が欠けてないですか? と。

テレビというメディアから配慮という公共性が薄れていくのは、インターネットという媒体を生業としている立場から見ると、相対的にメディア地位の向上に繋がるわけで、ありがたいといえばありがたい。

がしかし、その一方で、今後の東アジアで日本という国家が優位性を保てるポイントとして、技術や知識とともに、培うのに長い時間を必要とする、文化的な生活がおくれる環境の中ではじめて育まれる、自然な倫理的価値観というものも、国際社会との共通言語として、決して失ってはいけない能力だと思う。

ま、言うほど配慮ないけどね、オレも。しね、とかすぐ言うし。






なんか一杯ニュースがあったな。

オバマの当選後の演説は当たり前に良かったけど、敗者マケインの会見も素晴らしかったというか、マケインって人は壮絶な人生を歩んでいるだけあって、さすがに人間出来てるよね。

どうでもいいけど、McCainってケインの子って意味があるんだとさ。奇遇。






話は戻って、現在のインドに色濃く残る、宗教や民族といった対立軸の多くは、イギリス東インド会社が、民衆を統治しやすくするために、統一の"インド"という概念を持たせない分断政策をとったことにより広まったと言われている。

この政策は実によく効果を発揮したが、広大な版図を治めるために、イギリス東インド会社がインド全土で公募したセポイと呼ばれる傭兵集団が、階級、宗教、民族といった分断境界を横断する集団となり、やがて"インド民族"としての意識を育むこととなるのは、歴史の皮肉である。

セポイという集団により育まれた民族としての意識は、後のセポイの反乱へと繋がっていくが、セポイの反乱そのものは指揮系統が機能しなかったため、インド全土を巻き込んだ割には足並みが揃わなかった。

地域で分断されていたセポイたちは、反乱の拠り所を旧支配国のムガール帝国に求めるが、ムガール帝国はすでに凋落が著しく、その受け皿となることが出来ずに、ただ無力さを晒すことになった。

セポイの反乱の鎮圧後は、より一層の分断政策がとられたため、その結果、第二次世界大戦後の独立に際しても、ムスリム勢力圏の東西パキスタンを分割せざるを得ないなど、現在に至るまで悪魔的な呪縛を残し続けることとなる。

一方、イギリス本国は、セポイの反乱を目の当たりにし、植民地という国家の経営を私企業に担わせることに限界を覚え、1858年にインド統治改善法を可決し、イギリス国王の直轄地とする。

やがて1947年に、東ベンガル地方がイスラム教を国教とする東パキスタン(現バングラディシュ)として分離・独立すると、この地方に住んでいた非イスラム教徒が難民となり、アッサム地方に押し寄せ、この地方の更なる混沌の種となった。




イギリス東インド会社は、ベンガル地方でアヘンを栽培し、それを清の民衆に売りさばくことで、清に対する貿易赤字を相殺する手法をとったため、このことが1840年のアヘン戦争へと繋がっていく。

話はそれるが、このイギリス東インド会社から派生した、ロスチャイルド系のジャーディン・マセソン商会などは、清にアヘンを売り、その金で茶を買い付けイギリスに輸入することを目的として設立されている。

また、同じくロスチャイルド系で現在も続く香港上海銀行(HSBC)が、ジャーディン・マセソンなどが香港で稼いだ資金をイギリス本国に送金するために設立されたというのも驚きだ。

やがてジャーディン・マセソン商会は1859年、横浜にも日本において外資第一号となる同名の商会を設立した。その後、このジャーディン・マセソン商会横浜支店の支店長を勤めたのが、現首相の麻生太郎の祖父の吉田茂の養父である吉田健三である。

一方、時を同じくして、1859年に上海でジャーディン・マセソン商会に入社し、同商会の長崎代理人となったトーマス・ブレーク・グラバーは、開港間もない長崎においてグラバー商会を設立し、フランスに肩入れされた徳川幕府に対し、薩摩・長州・土佐などの倒幕派を支援し、武器・弾薬を提供した。

グラバーと親交を築いた人としては、坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文などそうそうたる面々がいた。彼はまた、1865年に日本で初めて蒸気機関車を走らせたことでも有名らしい。

武器商人として明治維新の黒幕でもあるが、維新後、武器が売れなくなると共に諸藩からの支払いが滞りグラバー商会は破産。その後もなお日本に留まり、岩崎弥太郎率いる三菱財閥の元で炭坑経営にあたるなどした。これら一連の功績により、グラバーは外国人としては初めて勲二等旭日重光章を授与されている。

国際的にも評価が高い、日本が近代国家として生まれ変わった明治維新が、ロスチャイルド系資本の肩入れによって成り立っていたというのは、非常に興味深い。