妖玉
妖玉の脱皮は、順調に進んでいると思われる。徒長してもいないし、今のところ、岩石栽培も含めた我が家の栽培環境に順応してくれているのではないかと思う。
春桃玉
問題はこっちだ。明らかに花茎が徒長し、かなりヘニョーッとなった挙げ句に、倒れた状態で咲いた(暗)。ちなみに、信頼すべき海外の栽培情報に従って、妖玉も春桃玉もしばらく前から断水状態である。なのにどうして花茎が徒長するのか(惑)。置き場の日照時間の短さが原因だとすれば、有効な対策はないのだが…。それに内葉も徒長気味だし、この人に関しては先行きが不安である。更には、新葉が出てきているものの、外葉に萎縮する気配がない点も気にかかる。前記の海外情報によれば、ディンテランタスは(種類にもよるだろうが)2対までは正常な姿だというので、外葉+内葉状態なのはまあいいだろうと思っていた。だが、まさかの3対化にでもなれば、リトープスの異常脱皮と同様であると認識して対策を講じなければならなくなるかもしれない。
それにしても、同じディンテランタスである。原因が日照不足だとしても、同じ栽培環境なのだ。妖玉は特に問題なく育っているのに、春桃玉はどうしてこういうことになるのだろうか。個人的な見解としては、表皮の緑点の有無が、耐陰性に関する明暗を分けているのではないかと考えている。表皮に緑点がある=光合成能力が高い(=耐光性は低い)妖玉の方が「ディンテランタスとしては」日照不足に強い、という可能性があるのではないか。いずれにせよ、春桃玉がマトモに育たないようであれば、いろいろと考え直さなくてはなるまい(悩)。