マッソニアのこと、他 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

マッソニア

 

 妙な表現だが、マッソニアの芽がマッソニアらしくなってきた。そうなんだよ、爬虫類の皮みたいなこの質感が鑑賞上のキモなんだよな。独特な形の花も魅力的だが、マッソニアの中でもこのプスツラータに特有の、この葉の感じがまたいいのだ。私なんぞは、花が咲かなくて葉だけの状態でも、ご飯一杯は軽くいけちゃう感じである(←意味不明)。ちなみに、何度も書いているが、これは品種名を間違えられることが多い植物で「マッソニア・ロンギペス」と呼ばれていることがままある。しかし、本当は「マッソニア・プスツラータ」であって、ロンギペスは見た目からして違う別品種なのだ。また、念のために言っておくと、多肉専門店でよく売られているが、多肉植物ではなく球根植物である。まあ、そもそも多肉な部分が見当たらないから、そんなことは言われなくてもわかるか(笑)。
 

 

 そういえば、第一置き場(メセン置き場)にカマキリがいた。夏もとっくに終わって、もうボロボロの状態だ。日当たりのいい暖かい場所を求めて入り込んだのだろう。日当たりがいいといってもメセン置き場は雨除けだけだから、基本吹きさらしなのだが…。以前にもこの近辺や第二置き場の中で、めっきり冷え込むようになった頃に息絶えたカマキリを何度か目にしたことがある。命の限界を迎えた結果とはいえ、何度見てももの悲しく、また、壮絶な光景だ。私にとってカマキリの死は、単に季節の変わり目の一風景ではなく、身近では最も「死」を感じさせる出来事になっている。仲間たちと同様に、お前もここで最期を迎えようとしているのか…。