取り込んだチランジア、その1 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

 気温が低くなってきたので、少々早めではあるがアデニウムに続きチランジアも室内に取り込んで加温を始めることにした。以前書いたように、途中(着生用の土台であるコルクに接触している部分)が空転するようになっている木ネジを使って固定しているので、台風の暴風にも耐えられる一方、取り込み時期になったらドライバー1本で簡単に外せるようになっている。

 

カプトメデューサ1号

 

 こちらはカプトメデューサ1号。手前に仔株が見えている。この人は、ある程度は着生できていたのだが、なにしろ台風や強風の時もそのままにしていたものだから、さすがにぐらついてきてしまった。仔株も出てきたことだし、もう少し根張りの方も頑張ってほしいところ。

 

カプトメデューサ2号

 

 で、こちらが2号。この人はなぜか全然着生できていないままだ。その上、台風などで固定用のワイヤーが緩んでしまったので、しっかり締め直しておいた。いつまでも着生しないのは(うち的には)困りものなので、株元に水苔でも挟み込んで発根を促す方向で考えている。この人も、全然気づかなかったのだが右下に仔株が出てきていた。

 

 カプトメデューサに関しては、いずれも同時期に開花(→親株は枯死する運命)ということになったが、世代交代は問題なさそうだ。欲を言えば、仔株が複数出てクランプ状になってほしいのだが、まだちょっと無理だろうか。

 

ハリシー

 

 ハリシーはそれなりに育ってはきたものの、左側の群生株は(群生しているくせに!)全然着生できておらず、右側の単体の方は着生してはいるが不安定でまだワイヤーを外せない。これらも台風等で緩んだワイヤーをしっかり締め直したが、カプトメデューサと同様、株元に水苔を挟んで発根を促す予定。

 

 ご存じのように、先週末から急に涼しくなってきた。アデニウムやチランジアを取り込むべきタイミングとしては、ちょうどいい頃合いだったかと思う。