鬼面角 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

鬼面角

 

 どんどん伸びるよ、鬼面角(笑)。成長が鈍った時期の幹がすぼまっているので、成長過程がよく分かる。当初、一番下のくびれ付近が成長点だったものが、4年半でここまで来た。一番上の段(?)が今年の成長分というわけで、現在およそ90センチ。導入時の地上部は25センチだったから、結構大きくなった。ただ、うちより日照条件の良い場所に植えられていればもっと大きくなっていたのだろうが、申し訳ないがこればかりはどうしようもない(謝)。とはいえ、ある程度の大きさになったためか、成長に弾みがついてきたような気がする。幹の太さもしっかりしてきた。目標の10メートル越えにはまだまだ遠いが(苦笑)、寒気や降雪にも耐えてしっかり育っているから大丈夫だろう。なにしろこの人は全然手がかからないので、私があの世に行った後でもグングン育って巨大株になり、遺族たちを狼狽させてくれるものと期待している(哀笑)。でも、株元の細さがちょっと不安なんだよなあ。こういうものは、成長した分を支えられるだけ徐々に太くなっていくものなのだろうか? 株元があまり太らないようなら、自分が生きているうちに(笑)添え木でもしておいてやらねば。あと、以前にも書いたが、これは名前を誤表記されやすいサボテンで、「鬼面閣」ではなく「鬼面角」が正しい。


 さて、以下は年寄りじみたヨタ話(半分本気)になるが、もし私が死んだ場合、家族に多肉管理スキルはないので、メセンは確実に全滅し、サボテンやその他の多肉も次々に消えていくことになるだろう(哀)。その場合、マツバギクやアロエ、ハオルシアの一部や草物セダムなどを除けば、あとはこの鬼面角が(放置されていても)残っている、という状態になると思われる(合掌→自分)。そうなると、マツバギクなどはどこの家にもあるようなものだから、つまるところ私の多肉人生の証となって残るのは、この(巨大化して群生している予定の(笑))鬼面角だけだろう。そういう意味でも、頑張れ鬼面角! 草葉の陰から見守っているぞ!(←まだ死んでないって)