読めない天気とチランジア | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

 ご存じのように台風である。ただの台風ならまだいいのだが、なにしろ梅雨前線と絡んでいるので、今日一日は天気が読めないときた。こういうのが一番困る。露天栽培組はほとんど(アデニウムなどは暴風雨でも大丈夫だと判断)取り込み、全ての置き場を閉じて吹き込み対策をしたのだが、日中の気温は30度を超えるという。その上、日が差す可能性があるとも…。それでは通風を良くしておいた方がいいのかといえば、午後からまた突風や雷雨の可能性があるなどとも言っている。万が一の場合(可能性は低いが、何時間も快晴になって蒸れてしまうなど)は家族に対応を頼んではあるが、一瞬の晴れ間なら影響はないと判断して、吹き込み対策はそのままにしておくことにした。これでもしメセンが全滅するようなことがあったら、多分、ショックでこのブログをやめてしまうと思うので(死笑)、その時は改めてご挨拶申し上げる(←大げさ)。とはいえ、メセン置き場の非常用防雨板の上部や雨よけの左右下部には隙間が作ってある(防雨板は突き出した雨よけの下なので、この隙間から雨が侵入することはない)ので、閉じてはいても熱気がこもりにくい構造になっている。おそらく大丈夫だろう。

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色づいてきたカプトメデューサ

 カプトメドゥーサ2号(←手前の方を便宜的にこのように命名)の蕾もずいぶんと色づいてきた。そのうち、1号(奥の方)のような紫色の部分が出てくるだろう。多くのチランジアでは、赤い部分は「苞」と呼ばれるもので、紫色の部分が本当の花に相当する。カプトメデューサの場合、ここがわずかに開いて雄しべが出てくるのが開花らしいのだが、そういう意味ではまだ1号も開花には至っていない。生涯に一度の花だけに、なんとものんびりしたペースだ。本格開花までは、もうしばらくかかりそうである。

 そういえば、チランジアには台風対策をしていなかったが、未着生や着生状態に不安のある大部分の株は針金で固定してあるし、土台のコルクもしっかりと木ネジで切り株にねじ込んである。多分、大丈夫だろう。