そういえば、もう夏至を過ぎていた。太陽高度が最も高くなる絶好の時期に梅雨に襲われる、我が国の気候がうらめしい。あまり実感がわかず、また考えたくもないが、これから徐々に太陽高度は下がっていくのだ。

多肉丼の虹の玉
で、今さらながら、日照はやっぱり大切だなあ、という話。先日「多肉丼(笑)」に仕立てた虹の玉は、日当たりの悪い第二置き場で長いこと育てられてきたせいか紅葉はこんなもの↑だが、日照条件(この場合は日照時間の長さ)は我が家で最高といっていい吊り鉢栽培で鍛え上げられてきた方の虹の玉は、今でも素晴らしい発色を保っている。↓

吊り鉢の虹の玉
ああ、うちの全ての多肉をこういう条件下で栽培できたら、どんなに素晴らしいことか…(嘆)。私は一応の直射光栽培をしてはいるが、日照時間が短くてはやはり不十分なのだ。たとえば、露天栽培している我が家のキダチアロエ(普通のアロエ)の耐寒性が弱くて花付きも悪い根本原因も日照時間の短さであることは、よーく分かっている。分かっているのだが、こればかりはどうしようもない。豊富な光さえあれば、多肉は丈夫になってグイグイ育つ。それが分かっているのに積算日照量を最大限にしてやれない自分が悔しすぎる。仕事をリタイヤしたら、ほぼ一日中日が当たる実家の庭に「風通し抜群だが風雨時には閉鎖できる仕組みの無遮光温室(←夢の環境)」を建てて、そこでメセン中心の多肉栽培を続けられれば至福極まりないのだが、多分、家族は許してくれないだろうな(大苦笑)。