接ぎ木失敗 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

 緋牡丹錦の接ぎ木の件だが、恐れていた通り活着に失敗していた。穂木の衰弱自体に加え、ずいぶん枯れ込んでいた穂木をなるべく温存しようと欲張って、思い切って切除しなかったこともマズかったと思われる。なにしろ、この断面だ。一層、枯れ込みが進行してしまっている。

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活着に失敗した緋牡丹錦

 このように接ぎ木に失敗したものの、このままでは枯死を待つのみである。無理は重々承知だが、接ぎ直し以外に選択肢はない。なので、かなりバッサリと枯れ込み部分を削ぎ落として、きれいな状態にした。↓

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削ぎ落とした部分

 で、土曜日にこれらの作業を手早くこなし、どうにかこうにか接ぎ直した。

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接ぎ直した緋牡丹錦

 接ぎ直したのはいいのだが、最悪なことに今日の夜から結構な雨が数日続くらしい。本当はしばらく風通し良く管理すべきところだろうが、今日の夕方から置き場の扉を閉めて吹き込み対策をしなくてはならない。昨日まではまあまあの天気だったので、切断面は割と乾燥しているのではないかと思うのだが、今日以降の天候を考えるとなんともいえない状況である。これでダメなら、もうダメだろう。陰鬱な月曜日だ。