動きなし | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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オリジナルの方の青磁玉

 ずーっと不気味な沈黙を続けているオリジナル(?)青磁玉。脱皮の兆候はないが、かといって明らかに衰弱死に向かいそうな兆候もない。少しシワが入ってはいるが、これは単に(うちのメセンの中では例外的に)完全断水されて体内の水分が減ってきたためだろう。なにしろ今までいろいろ(本当にいろいろ)あったリトープスなので、まだこれだけ球体のボリュームがあるのなら灌水の必要は一切ないと判断して様子を見ているのだが…。それにしても、本来の脱皮時期である今の季節を、この人は一体どのようにして過ごすつもりなのか。そこら辺のところが全く見えてこない。改めて顧みるに、昔の私の夏季降雨地帯産寄りのリトープス栽培方法に不備があったことは認めざるを得ない。だからこそ軌道修正をして、保険(笑)の方の青磁玉は正常に脱皮が完了しているのだが、この人の方はもう挽回できない状態に陥っているというのか…。

 ちなみに、「保険」青磁玉の方には前記の通り異変は見られないのだが、これまでの反省から今後の灌水は全てシリンジのみでおこなうものとし、丈高鉢に適した夏場の新たな冷却方法を真剣に検討することにする(←それでも直射光栽培をやめない人)。