メセンの脱皮状況 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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脱皮が始まった大津絵

 大津絵も脱皮が始まった。去年ようやく二重脱皮状態が修復された段階なので、さすがに今回は分頭しない模様。まあ、元気でいてくれればそれでいい。

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脱皮進行中の朱唇玉

 朱唇玉の脱皮も進んできたが、こちらも(右側の株の中が影になってしまっているが)分頭はしない様子。昨年末に導入したばかりだから当たり前ではあるが、今年からの無休眠栽培で勢いをつけたい。

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脱皮進行中の碧瑠璃

 碧瑠璃も結構開いてきた。碧瑠璃は、リトープスの中では飛び地といっていい南アフリカ南部にポツンと分布している不思議な種類なのだが、島田先生の本では「扱いは普通でいい」というようなことが書いてある。そもそも近所のホームセンターで売られているくらいの種類なのだから、多分そういうことでいいのだろう。自生地の降雨状況や気温を地図上で見ると、かなり複雑な要素が入り組んでいる地域なのでつい悩んでしまうが、今のところ普通に育っているので、あまり深く考えないことにする(笑)。

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脱皮が進んだアルギロデルマ

 アルギロデルマの脱皮も進み、新葉がずいぶんと目立ってきた。何度も書いていることだが、この人はうちに来て3年を経過した現在に至るまで、一度も身割れを起こしたことがない。もちろん、自生地の関係でリトープスより灌水量はやや抑え気味にしているのだが、毎年ちゃんと花も咲くわけだから、水は足りていて生育に問題はない。もしかしたら、これも岩石栽培の効用なのではないかと思うので、アルギロデルマの身割れに悩まされている方は、ダメ元で岩石鉢をお試しいただくのも有効かもしれない。