時々立ち寄るホームセンターのリトープスの品揃えに、珍しく入れ替わりがあった。この店は例年だと一度仕入れたらそれっきりで、あとは衰弱しきった株をワゴンセールするのが関の山なのだが、この時期にリトープスを新たに補充するとは、少しはやる気が出てきたのか(苦笑)。そして、それだけここのリトープスを買っている人々が周辺にいるということなのだろうか。ともあれ、買われていったリトープスたちが無事に育っていくことを祈りつつ、補充された中に青磁玉があったので保険も兼ねて確保(苦笑)。まだ小さめだが、ちょうど脱皮中で分頭株もあるからお買い得といったところか(笑)。とにかくこいつは、導入時から冬季降雨地帯産として(うち的には)慎重に扱っていかねば…。とりあえず、脱皮中は他のリトープスとは明確に管理を変えて、断水状態で過ごさせるつもりである。脱皮が終わりかけた段階でも、せいぜいシリンジしかしない予定。ある意味、旧来のリトープス栽培法の方が合って(しまって)いる傾向があるリトープスなので、うち的にはかえって扱いが面倒くさい。しかし、繭形玉は安定しているわけだから、再スタートでなんとかなるかと。(例の壊滅寸前の青磁玉もまだ生きてはおり、見捨てたわけではないが)

新規導入の青磁玉
あと、もう一つ救出してきたが、こちらも例によってホームセンター物なので品種名などついていない。ついていないが恐らく、花紋玉のバリエーションの一つである「シグナルベルグ」と呼ばれるタイプに近いものだろう。要するに花紋玉ということだろうが、去年救出してきた朱唇玉と同様、区別するために当ブログでは今後「シグナルベルグ」と呼ぶことにする。これは特に、赤みがかったシンプルな模様の窓が美しい株だ。残念ながら、よくない環境に置かれていたため脱皮時点で既に徒長しているが、これから直射光栽培でなんとか修正していくつもりである。

新規導入のシグナルベルグ