アルギロデルマ脱皮開始 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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脱皮が始まったアルギロデルマ

 花殻に邪魔されて気づかずにいたが、アルギロデルマの脱皮が始まっていた。例年より少し早いくらいだろうか。もう少し弾みがついてきたら、灌水量を調節して新葉を充実させなければならない。

 そういえば、まだまだ太陽高度が低くてメセン置き場にメセンを戻せない。この第二置き場なら9時くらい(それでも不十分ではあるが)にはもう日が当たるのだが、メセン用の第一置き場の方はこの季節、11時くらいになってようやく日が差す始末である。夏場はこれが逆転するのだが、よくこんな日照条件の所でメセンを育てているものだと我ながら思う。しかし、私よりもはるかに日照条件の悪い場所でやむなくメセンを育てている先人もいる。当然、そういう人のメセンは徒長しているが、本人も初心者ではないからそのことは分かっているようだ。それは重々分かっていても、どうしても好きだから育てているということなのだろう。私も完璧な環境ではないのだから、そこまでしてメセンを栽培することの是非をとやかく言う資格はない。だが、徒長は様々なトラブルにつながり、メセンがポツポツと消えていく遠因にもなる。うちは今までのところどうにかうまく回ってはいるが、通年直射光栽培しているといっても日照時間自体は不十分だ。そのしっぺ返しがいつか来るかもしれない。そんなことを考えながら、隣家の陰になってしまうことの多い住宅地でメセンを育てている。