マッソニアがまた発芽 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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更に発芽したマッソニア

 よく見たら、マッソニアがまたいくつか発芽していた。秋口に播いた時には育苗トレーの一区画に一粒ずつを播いたのだが、明らかに同じ区画で2本目の芽が出ている(上段中央と下段左)ので、春先に播いて発芽しなかったものが今になって発芽してきたものと思われる。ケチくさい話だが、春に播いて失敗したと思っていた種も無駄にはならなかったわけだ。これにより、やはりマッソニアは涼しくならないと発芽しないのではないかという確信を強めたので、次回からは採種後すべて冷蔵庫で保管し、秋になってから播種することにする。というのは、春に播いたものの全てが発芽している訳でない状況から判断しても、やはり夏の暑さが種にダメージを与えていると考えられるからだ。それにしても合計8株になったわけだが、果たして全部無事に育つものかどうか…。

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植え直したマッソニア

 ところで、育苗トレーの用土が少なかったため、トレーの縁との高低差により芽に十分光が当たらなくなっていた(※ちなみに、深植えして栽培しているうちのリトープスなどでも、このような状態は禁物である)。なので、恐らく最終発芽と思われる今回の発芽を機に、まとめて寄せ植えにして栽培条件の改善を図ることにした。育苗トレーはそもそも場所をとるし、それほど成長速度の速い植物ではないらしいので、しばらくの間はこれでいいだろう。