年末年始にかけ、私は風邪引いてダウン。
ひどい目に合った……

と思ったら、ほんとの不運はそれじゃなかった……


おとといの昼、姉から連絡。
「昨日から母が体調悪いらしい」とのこと。
母に連絡をとってみたら、前日の午後に突然激しい悪寒がして、それから嘔吐と下痢が止まらないそうな。

インフル?
胃腸炎?

「今から実家に向かうから、病院に行こう」と母に言うと
「大丈夫、大丈夫、寝てれば治る」と病院に行きたがらない。

片道二時間かけて、車で実家に突撃。
「熱はない」と言っていた母だけど、体温計の使い方を分かってなかっただけで、38.0の発熱があった。
家の中はあちこち嘔吐と下痢の痕跡があり、母もかなりふらふらしていて心配。
説得してA病院に連れて行った。
A病院は、脳梗塞をやってから脳神経外科でお世話になっている。

内科の受付が終わっていたので、救急外来へ。
途中で姉も合流。

インフルは陰性。
若い先生がちょっとお腹を触って「胃腸炎ですね」

整腸剤と吐き気止めと解熱剤をもらって帰された。


で、昨日。
除菌セットを抱え、朝早くにまた実家へ。
汚れたカーペットや寝具をしっかり除菌してから、洗濯機やコインランドリーにつっこみ洗濯。
ドアノブや電気のスイッチやリモコン、トイレ、床、あらゆるところを除菌。

母が膠原病を診てもらってるB大学病院の検査がある日でもあったので、昼にはB大学病院へ。
診察は検査結果が出揃う来週だから、採血とレントゲンを済ませたらすぐに実家へ帰宅。

来客もあったりでかなり忙しく過ごしていると、B大学病院から電話。
「血液検査の数値が悪いんですが、どうかされましたか?」

無理もないよね、そりゃ本人ぐったりしてるんだもの、炎症反応も出るよ。

と思ったら……
「当院なら個室管理で入院して、抗菌剤をすぐ使うレベルの数値ですよ」

!!

B大学病院は個室が開いてないとのことなので、あわてて前日に行ったA病院へ。

電話口で教えてもらった血液検査の数値を伝えたら即入院となりました……


CRPは17と、とんでもなく高い。

肝臓の数値も軒並み上昇してました。

体のあちこちが痛い、人工関節を入れている膝も変と話す母に、「そりゃあ熱もあるし、激しい嘔吐と下痢なんだもの」と言っていたんだけど、CKが1500近くありました。
医者の話ではウィルスは人工物に集まりやすいらしいです。
早めにそれを散らさないと、人工関節を入れ直す羽目になることもあるとか。
胃腸炎にかかると、高齢ということだけでなく、人工関節を使用していることもリスクがあるなんて知りませんでした。


どうやら、点滴打ってもらって元気出たらサクッと帰ろうぜって感じじゃないな。
数値が改善することもそうだけど、本人の症状が落ち着くまでは、ゆっくり病院で診てもらいたい。


今後の教訓
高齢者バージョン

本人の「大丈夫」は信頼するな
検査なしの診察は簡単に信頼するな