今夜は、同期の子のお通夜だった。

斎場は、おととし義弟の葬儀をした場所。
斎場はどこもそうだけど、やっぱり行きたくない場所。


ほんとにO君が死んでしまったのか、まだ信じられないまま斎場へ。

だから、○○家…という案内を見ただけで、足元から力が抜けた。


遺影の中では笑っていたよ。

確実におじさんっぽくなっていたけど、やっぱりO君らしい優しい笑顔だったよ。

O君のまだ小さい子供達はおとなしく座っていて、夫婦でしっかりと育てたんだなぁって思ったよ。


私は元気な時のO君しか知らない。
事実から目を背けたくて、お焼香の後、すぐにその場から立ち去った私。
うまく、見送ってあげられなくて、ごめんね。


自ら命を絶ったO君だけど、私の心の中では、ずっと生きていてください。