連休にかまけてる間に、５月もずいぶんと進んじまった。
すっきりしない天気が続くけど、気温だけはさすがに初夏のそれで、
銀ジィ（’８１Ｒ１００ＲＳ）も凄まじい熱気をボクの下半身へ吐出し、
思わず「がむばってるなー！」と声を掛けずにいられない季節になったね。
そんな訳で、走り出して早々に、銀ジィを木陰に入れて休憩する。
さーて今日はどこまで行こうか？
このところ、あお号（’０２Ｒ１１５０ＲＴ）は放かりっぱなしで
銀ジィにばかり乗っているせいか、こいつ、すこぶる調子が良い。
うちに来て間もなく２年が経つけど、その間約１０，０００ｋｍ走った。
ツーリングらしいツーリングには連れて行ってやっていないけど、
今年はこいつでロングな旅に出ようと目論んでいる。
今日はこのあと鳳来あたりをトラバースして国道１５２号へ出て、
しらびそ峠まで行こうかと、気持ちよく走りだした。
けれどそれも束の間、
県道１号を伝って、１５２号へ入ろうと１号へ曲がった途端
気になる看板を目にしてしまった。
「右手、熊」？
前からチョー気になっていたんだけど、実は行ったことがない。
銀ジィを止めて、地図を確認すると
「熊」へ通じる県道９号線は実に楽しそうなルートだとピンときた。
予定変更、変更。
はたして９号線はクネクネの野趣溢れる極上県道だったよ。
（たぶんボクの基準は特異なので鵜呑みは禁物）
道の駅「くんま水車の里」
熊かあさんの店で蕎麦をすすって、どの人が熊かあさんか探すも一興。
「熊」は山奥の静かな里だった。
あまり「熊」の謂れを示すようなものはなかったけど、確かに熊は出そうなとこだった。
（無責任発言です、あしからず）
サクラもまだまだ見られたけど、すでに芽吹きの季節。
山々は萌黄に色付いて清々しいね。
これぞモエー
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