兄弟構成を今まで公で聞かれたことがなかったから、最近まで全然言わずにきてたけれど、

私は3人の弟がいる、4姉弟の長子で長女として生まれました。



友人「兄弟いるの~?」

私「うん、弟が3人」

友人「え?!じゃあmikoが女帝?!笑」



兄弟の話が始まる時、決まってびっくりされるところから始まるけど、

こんなところから話が広がるのも悪くないよね。笑






女帝と言われた通り、ちびmikoが4人だけの小国家を仕切ってました。

母1人じゃ4人も見きれないので、私も

「そっち行ったら危ないよ!」
「静かにして!」
「半分こにすればいいでしょ!」

と、口うるさかったと思う。

でもゲーム機を買ってもらったりすると、小さい弟たちはあんまりわからないから、と

まず私が一番に遊んでそれを見て弟たちもやってみる、なんて特権もあったな。



4人兄弟となると母の取り合いも凄ければ、2人ずつ2か所で喧嘩してるし、

夕食のおかずも取り合いだし、わがままを聞いてもらえる暇は親にはない。

「一人っ子いいなぁ」なんてちらりと思ったこともあるけれど、いいことも沢山。



ボードゲームもテレビゲームも4人ならプレイしやすいし、

遊園地の乗り物も、母が末っ子を、父が2番目の弟をそれぞれ面倒みて、

私と一番上の弟が2人で一緒に乗れば皆安心で皆ハッピー。

人数がいるから遊びで飽きることはまずないし、

ケーキをカットするのだって、6等分が一番ちょうどいい。






大人になればそれぞれの専門分野を活かして助け合え、

それぞれの経験はまるで自分のことのように嬉しかったり、

同じ苦楽を共にした、まるで一つのバンドみたいな関係性かも。

移り変わり流れていく時間のなかで、

一緒にいる時間は少なくても心から大切に思い、責任をもって声をかけあえる人。

どんなに近くてもやっぱり他人だなと、そう煩わしく思う相手がいても、

無条件に安らげる人がほんのわずかこうしているだけで、

心は綺麗に洗われる。

そういう人を大切にするのと同じように、

その人たちの為にでもいいから自分自身のことも大切に、

そうやって誰もがいられたらいいなと思う。

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