今日はもう間も無く渋谷CHELSEA HOTELにてライブです。
外はかなり冷え込んできたね。
行き帰り、風邪を貰わないよう気をつけて。
ひとたびライブハウスの中に入って仕舞えば、
私たちがたっぷりあたためてあげるから、飛び込んでおいでね。
そんなライブ前に本日の「Connect to my EXIST† TRACE」は、
「花」をテーマに。
一番好きな花は?という質問には昔からずっと、
桜ですと答えてきた桜好きの私です。
理由は春の訪れを感じる事や、薄紅の花々をつけ大きく伸ばした枝をしっかり支える黒い幹がとてもカッコいいって事、
それからどことなく寂しさ悲しさを連れているように感じる事も理由の一つです。
桜の見頃はとても短く、あっという間に小さい花は散ってしまう。
だから儚い命、儚い恋によく例えられたりする。
私は桜の時期、どんなに遠回りをしてでも桜並木の下を毎日通っては、
あと何回こと景色に会えるだろうと考えたりする。
寿命100年時代なんて言われるけれど、天命を全うするまでこの命が続くかどうかなんてわからない。
まだまだ長いなんて思わず、次の瞬間に命が果てたとしても出来るだけ後悔しないように、
今を全力で生きたい。
やりたいことは今やって、会いたい人には今会って、大切にしたい事は今こそ心を込めて。
あんなに綺麗だからこそ、桜は毎年私に命の儚さを伝えてくれる。
これから冬に入り、桜も他の植物も動物も、じっと寒さの中を耐え忍ぶ時間がやってくる。
だけど耐えるだけじゃない。
強い風の中で、冷たい雪の下で、次の春に思い切り芽吹かせる力を蓄えては今か今かと待っている。
同じように私たち人間の心も、どんな逆風の中にあっても、
希望の光が差し込むまで耐え抜く力があるはずなんだ。
花が自然が教えてくれる事に耳を傾け、
それぞれの命を最後まで綺麗に燃やしきれたら素敵だね。
私はそうありたい、周りにもそうあってほしいと思うんだ。