『be Naked』、直訳すると”裸になれ”。

自分の嫌いな部分、例えば容姿であったり、性格であったり、

きっと誰でも多かれ少なかれ持っているものだと思う。

私の中にも勿論、嫌いな自分が住み着いています。

でも、いつまでも逃げているだけじゃ何も変わらない、

それを克服出来ないとしても、今の現状を一歩でも変えたい。

そんな私のリアルな感情から生まれたのがこの『be Naked』です。






こう文字にして見ると凄くネガティブな歌詞に聞こえるかもしれないけれど、

歌詞自体は至って前向きです。

”裸のまま戦えるか? 自分に問いかけ”

私も何度も問いかけながら進んでいます。

自分の中の嫌いな自分、それをこの曲を通して少しでも飼いならせる様になったらいいな。

もしみんなの中にもそんな感情がもやもやしているのなら、

私と一緒に全て脱ぎ捨てて戦う強さを身につけていこう。

ゆっくりでいいんだ。






そんなシリアスなこの曲。

サウンド面は、『Daybreak ~13月の色彩~』とはまた違った意味で遊んでみた曲です。

というのも、サウンドのテーマが「オールドロック」だったので、

メインに使ったギターはアクの強いこんなコでした。

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ZODIACというメーカーのギターです。

Aメロやサビでは同じくZODIACの、

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オレンジくん。破壊的に良い音の出るギターです。






ダブルと言って、広がりを出す為に同じフレーズを重ねる時があるのですが、

それを録る時は昨日載せた青いストラトを使って音の違いを出しています。

Aメロは音の粒を揃える為に、このコを使用しました。

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BOSSのCS-2、コンプです。

この時だけキャビネットをVOXに変更しています。

他は基本的にMarshallのセットです。

マニアックかもしれないけど、面白がってくれる人が少しでもいるなら

引き続き使用機材のご紹介は続けようと思います。笑






最近取材でこの曲の事をジョウが、

「この曲は20代女子の等身大の歌」

と言っていて、私はいつも横で笑いを堪えていますが、

あながち間違いじゃないのかも。

あくまで、”私達なりの”表現だけどね。笑