発売日まで後5日。

新譜『THE LAST DAYBREAK』の制作秘話第三弾、

本日はこの5tracks CDのメイン曲、『Daybreak ~13月の色彩~』の

制作秘話についてお話しようと思います!






もし、何の情報も耳に入れずに、まずは音を楽しみたい!という人がいたら、

今日以降のブログは見ずにいた方がいいかも。

発売日まで待てない!もっとどんな曲か知りたい!という人はどうぞ下へスクロールしてね。






『Daybreak ~13月の色彩~』は私の楽曲なのですが、

びっくりする程色鮮やかで変化に富んだ楽曲に仕上がりました。

曲が出来た時点でのイメージはヴィヴィッドで宇宙的な「David Bowie」でした。

私の頭の中に広がる景色は、オレンジ色の砂漠、空には太陽系の惑星が異常に迫り、

ガスマスクを付けた人々、重力を無視した動物達・・・

その異様な世界をメンバー達は見事に音に閉じ込めてくれました。






色々と新しい試みもしながらのレコーディングでしたが、

私がこの曲でメインに使用したギターは勿論このコ。

$exist†trace mikoオフィシャルブログ「Face the Music」Powered by Ameba

ESPのSnapper。

パワーのあるキラキラした音が特徴で、この曲にピッタリです。

アンプはMarshall JCM2000 DSL100と、同じくMarshallのキャビネットを。

イントロの単音テーマや2番のAメロは、

プロデューサー成田さんのギターをお借りして弾きました。

$exist†trace mikoオフィシャルブログ「Face the Music」Powered by Ameba

このギターの時はプリアンプだけEleven Rackというデジタルのものに変えています。

2番Aメロのフレーズは付点八分のディレイをかけました。

このフレーズが今作一のお気に入りだったりします。笑






そしてこの曲の歌詞ですが・・・

テーマは壊れてしまった未来の地球。

主人公は、その地に生まれ、前向きに生きようとする人。

けれどその世界を歌う言葉達には、

『迷彩色のフラミンゴ』『CANDYプール』

『デジタル子やぎのディナー』『一方通行のブランコ』

こんな不可解な言葉が沢山出て来ます。

この意味をひとつひとつ解説してもいいんだけれど、

みんなにどういう事なのか考えてもらいたい所でもあるんです。

私も難解な歌詞を自分なりの解釈で読み解くのが大好きなので、

お手上げになるまでは、ちょっとだけでも想像してみてくだいさい。






こんな曲がまさかメインの曲だなんてね。

ある意味イグらしい捻くれた選曲だと、我ながら笑ってしまいます。

でもとても自信のある、カッコいい曲です。

ライブでももう「Daybreak!」とみんなが叫んでくれていて、

来月のワンマンでも盛り上がる事間違いなしかな?

一緒にこの曲に命を吹き込んでいきましょう!