なのであまり深くは語りませんが……
こんな本を読んでいます。
というか読み終えました。
『夜と霧』
ヴィクトール・E・フランクル
心理学者が経験したナチスドイツの強制収容所の体験記です。
収容者の心の変化を心理学的に考察し、淡々と記しています。
淡々としすぎていて恐ろしいです。
でも非常に興味深い内容でした。
思い切ってこちらも紹介しちゃいましょう。
怖いです。
『アウシュヴィッツ収容所』
ルドルフ・ヘス
上記の心理学者フランクル氏も一時収容されていた、
ナチスドイツ最大の収容所にして最大規模の殺戮を行ったとされる、
アウシュビッツ・ビルケナウ収容所。
その所長、ルドルフ・ヘスが遺した手記です。
彼の生い立ちから、所長になるまでの過程、所長としての苦悩、後悔
彼が脚色したであろう部分は多々ありますが、考えさせられるものがあります。
とはいえ、彼の成した事は決して許されるものではないですが……
変な趣味を持っていると思われても仕方ないね私…。
でもこうした趣味が私の歌詞や曲に少なからず影響を与えています。
今まで公表はしていなかったけれど、exist†traceの『JUDEA』という曲は
強制収容所を舞台に、一人の収容者である男性の思いを私なりに描いたものなんです。
映画で言うと、
『戦場のピアニスト』
『シンドラーのリスト』
最近のものでは、『縞模様のパジャマの少年』など
私利私欲のために心を失くした人間と、命を繋ぐために本能のみで生きる人間。
ギリギリの精神状態が人間の理性ををどこまで崩壊させるのか、
よかったらご賞味ください。