
1、自然界における神様
神様っていると思いますか?
僕はいるというか、存在すると思います。「○○さんがいる」という表現のいるではなくて、数学の公式みたいな「在る」で、1つのある法則性が神様の正体だと思います。
僕は、古代から「田んぼの神様」や「山の神様」といった自然界にいるとされる存在は、数学でいうとこの「円周の公式」とか「解の公式」のようなものだと考えています。
「神様のバチが当たる状態」は「解の公式を使うと虚数の解が出た状態」とそっくりです。その界の法則においては不適切な状態だということです。法則に不適切な働きかけをした結果、出た答えにエラーが出ることによって自分が苦しむのです。
例を挙げるなら、「人の悪口ばかり言う人が皆から嫌われる」ことと、「書いてあるビジネスノウハウ通りに実践したが、成果が上がらない」状態はそっくりということです。
因果応報やカルマの法則といった言葉がありますが、分かりやすくいうと「ブーメランの法則」でしょうか。
良い行いも悪い行いも全ては自分自身に返ってくるという考え方です。
他人の悪口ばかり言う人が幸せになる方法は、他人の悪口をいうのをやめることです。なぜならそれは「人間関係の法則」において、他人の悪口を言うことはその法則では不適切だからです。
ノウハウ通りに実践したが成果が上がらないのは、水面上の白鳥のように表面だけの魅力しか見ずに、水面下の苦労や工夫を知らないからです。楽しようとすると、楽した程度の報酬しか上がらないのです。「ビジネスの法則」において、楽して稼ごうという考え方は不適切だからエラーがでるのです。
2、聖書における神様
よく「イエス・キリスト様を崇拝しなさい」なんてことを言う人がいますが、それは筋違いでイエス・キリストは神様ではありません。人間です。聖者です。キリストは各個人の「真理」の探究を助けてくれるガイドさんに過ぎません。
お金欲しい人が勝手に神格化しただけです。基本的にお金がかかる宗教は全て疑うべきでしょう。少し前アバターなんていうのが流行っていたみたいですが、あれは単なる宗教ビジネスです。
内容的にはある程度いい内容も含まれているようですが、素人にセッション受講料としてトータル30万円も払わせるアバターマスターは本当の意味での救済者でしょうか。
他の宗教でも「お金(お布施)を払わないと神様は救わない」という理屈はおかしいです。
金儲けというエゴがある時点でそこには神性はありません。
神様は神性の法則です。神性は誰もが皆の心の内側に宿しているもので、瞑想するなり、自分の心に耳を傾けたりすることで対話する事が出来ます。
神様と自分は神性という意味では同一の存在です。ですが「私は神様だからあなた達は私を崇拝しなさい」と言っている人は神様を理解していませんのでご注意ください。